だいこく blog

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アマチュアリハビラー

絶賛、肩リハビラーのだいこくです。

 

病院と整骨院に通っていたのですが、整骨院の先生から大丈夫そうというお言葉を頂きましたので、あとは病院だけとなりそうです。

この外科的なケガと精神疾患って似てるなって思って、ふと思ったのです。

 

前の状態に戻る=治るではなく、再発しにくい状態になる=寛解

寛解というのは、完全に治る(以降、まったく症状が出なくなる)ではなく症状が消失した状態を指します。

つまり、環境や自身の使い方によっては再発してしまう可能性があるということです。

 

私は、うつ病になったときに「どうすれば以前の自分のように周りの人と同じように働けるのか」という部分にとてもこだわっていました。

肩のケガで例えるなら、投げ方をケガをする前に戻して以前のような状態に戻れると錯覚するといった感じです。外科的なケガで考えると「そりゃケガするわ」って客観的にも主観的にも分かりますよね。

 

精神という数値化できないものだからこそ、私はもっと自分のことを大切にしなくてはいけなかったのかもしれません。うつ病になって1~2年は他者と比べて自分の頑張りを評価することが常態化していることに気付けませんでした。

 

若さゆえにやれるとこまでやる、ある種あしたのジョーみたいなところがありました。そこで身に付けたスキルや培った能力は確かに大切なのですが

やればやるほど仕事は多く大きくなっていく世界でしたので、またパンクしてしまうわけです。

復帰する際にも職場にとっても迷惑だったなと思いますが、それを管理職から直接伝えられた時は「ここでは生きていけないな」と感じたものです。

 

今でこそ、無職になったり一般企業で水が合わなかったりしても平々凡々としていられますが心の片隅には「他の人は出来ているのに…」と考えてしまう私もいます。

それでも以前に比べれば、自己肯定出来ている部分は多いし、自分に自信をもてているなと感じます。

これは、身近な存在である家族、特に妻ですが

私に肯定的な言葉をかけ続けてくれていることが理由の1つになります。

 

頑張ろうとしても頑張れないのが、この病気の難しいところで

しかもわりと頑張ってしまう人がなってしまう病気です。

最初に言ったように、この病気には完治はないのでいかに寛解と呼ばれる状態を長く続けるかというのが必要になってきます。

 

このブログを読んでいる方は、精神疾患経験者の方もいればそうでない方、また身近なところにおられるという方もおられると思います。

怠けているわけではなく、頑張りすぎた結果そうなってしまっていること

心の問題だけでなく脳の病気だということ

そして、環境さえ整えば能力を発揮してくれるということ

少しでも心にとめておいてもらえると、喜びます。

私もまだまだこの病気のことについて勉強不足なので、共生していくためにこれからも知る努力を続けたいと思います。

 

今日もモデルチェンジを続けながら、肩のリハビリに励むだいこくなのでした。

ではまた✋


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